ネカマをそうとは知らずにモノにしようとする男性の中には、相手が未成年者の女の子だと信じ込む人が結構多いようです。
ネカマが、女子中生や女子高生を装った場合、もしそれがネカマでなく、本物の未成年者であれば、そのネカマをモノにしようと援助交際の名目で近づく男性を警察は無視することができません。
実際に未成年者相手の援助交際という性犯罪は少なくありませんが、被害届も少なく、これを取り締まるのはなかなか難しいのが実情です。そこで、ネカマに目をつけたおとり捜査が考えられました。
警察署のパソコンを使って、ネットの出会い系サイトの掲示板に書込みをします。メールの書込みはすべて婦警さんが担当します。本物の女性ですからちょっとその気になれば、実際に補導した女子中生や女子高生の文章を書くのには苦労はしません。
書込みにスケベ男性がぞくぞくとメールで返信してきますから、こちらは、ためらいがちな返事をします。
「お金に困っているの?」とか「おじさんとお付き合いするといいことがあるよ」、さらにあからさまに金額を提示してくる男性もいます。
「どうだい、何人くらいひっかかりそうだ?」
「はい、今のところ六名ほど、いやもう少しで十名ほどになると思います」
「十人か。よし、じゃあ、最後のメールだ。場所はこの裏手の公園。今度の日曜日。時間は人が少なくなる夕方の六時。手配人員は総勢十名でいこう。おとりには婦警一名だ」
署長の号令で、当日の手配が終わります。
そして、いよいよ約束の時間が来ました。婦警が高校生に扮しておとりになります。
約束の時間、どこからともなく中年ややや若い男性がぞくぞくと公園に来ました。
婦警に声をかけた瞬間、身を潜めていた警察官が一斉に飛び出します。
「未成年者相手の援助交際未遂の罪で逮捕する!」
そうとは知らずにのこのこと鼻の下を長くしてあつまってきた男性は一網打尽に逮捕されたのは言うまでもありません。柔道三段の美人婦警さんもあっという間に大きな男を地面に投げ飛ばしました。
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